子供服業界人のブログ

子供服業界2年生。百貨店・SCに足を運ぶことが趣味です。

知らないほうが幸せかもしれない ライセンスブランドとは。

Bonjour! ななです。

知らないほうが幸せかもしれない
ライセンスブランドについて、
今日は説明させてください。


例えば、
アメリカのブランドとして有名な
kate spade new york(ケイトスペードニューヨーク)

このブランドの日本での運営は
(株)ケイト・スペード ジャパンがしていますが、
ベビー・トドラーサイズを展開する
ケイトスペード チルドレンズウェアは、
(株)ナルミヤ・インターナショナル
運営しています。

つまり、
ケイトスペード
ナルミヤ
ケイトスペード チルドレンズウェアの
ブランドの権利を貸しているということです。

ここに契約があるため、
ライセンス(許可)ブランドと言うんですね。

契約内容にもよりますが、
もともと欧米のブランドであっても
ライセンスブランドのため
日本でデザインされていたり、
第三国(中国など)で生産され
そのまま日本で売られている
こともあります。


なぜライセンス契約をするのでしょうか。

例えば、先に挙げたケイトスペードで考えると、
ケイトスペードは元々子供服は専門外です。

子供服業界での経験が豊富な会社に任せれば、
百貨店の子供服フロアへの出店
子供服としての機能を残したデザインの展開
比較的スムーズに行うことができます。

また、始めから子供服に関する知識を持った
販売スタッフをすぐに導入することもできます。


子供服でなくても、ライセンスブランドはあります。

経営の厳しくなったブランドの権利を
勢いのある会社に任せてみる。立て直してもらう。

逆に、1から新しいブランドを生み出すのではなく
既に ”ブランド” として知名度のある
ブランドを使って儲ける。

ライセンスを託す側も 受ける側も
企業としてメリットがあるため、
ライセンス契約をします。

しかし、消費者がそれを知らないで
アメリカのブランドだ!という価値を
買おうというのなら少し損をしているかもしれません。

タグの販売元を見たり、スタッフに聞けば
すぐにわかることなので、
ぜひ好きなブランドが
本当に自分の求めるブランドなのかどうか
確かめてみてほしいです。

また、本家のコーディネーターが店舗を周り
DPやVMDを整えたりと
そのエッセンスを残す努力を
企業・ブランド側はしています。